マンションの価値を高める電子掲示板「DX Board」

掲示板のDX化により建物価値を高めることができます

お住まいのマンションではどのようにして住民同士で情報を共有されているでしょうか？

多くはアナログの掲示板が使われているところが多いと思います。掲示板はチラシや案内文を貼るだけで掲示作業が完了しますし、たくさん貼ることができるので、情報の一覧性に優れています。

しかし、管理が丁寧かつデザインセンスがないと、掲示物が乱雑に貼られていたり、古い情報がいつまでも掲示され続けていたりすると、見た目が悪く、一覧性も悪く、いつのまにか誰も見ない掲示板となってしまいます。

「マンションは管理で買え」とも言われます。購入時には立地や面積が気になりがちですが、管理が行き届いているかどうかが住み心地や将来の価値に影響するため、マンションの管理状況を確認したほうがいい、という考えです。

「マンションが適切に管理されているかどうか」を一目で確認できる方法が、「マンションの掲示板を確認する」という手法です。

「マンションの掲示板」には掲示物が適切に貼られているかという美観性から管理会社や管理人の作業の丁寧さが分かります。また何より掲示物の中身から、マンションでどのようなことが問題や課題となっているのかがわかるのです。

マンションの掲示板が建物の価値を決めるということがお分かりいただけるでしょうか。

購入希望者、内見者が掲示板を見て「おっ、このマンションは進んでいるな！」と感じてもらえる方法の一つが、「掲示板のDX化」、つまり電子掲示板（デジタルサイネージ）の活用です。

デジタルサイネージとは？

デジタルサイネージとは、街の中でよく見かけるデジタルモニターで広告や情報を表示する端末の総称です。現在ではデジタルサイネージは、店頭での広告、屋内での行先案内、エンターテイメントなど様々な使われ方がなされています。

デジタルサイネージの使われ方の中で、従来の掲示板に代わる使われ方として電子掲示板があります。

マンションで電子掲示板

従来の掲示板をデジタル化するとどのようなメリットがあるのでしょうか？

1. 紙の掲示物が削減できる
2. 現場での掲示作業を削減できる
3. ポスティングチラシを軽減できる
4. 美観が向上する
5. 掲示物の掲載期間による管理作業が軽減できる
6. 過去の掲示物も閲覧できる

紙の掲示物が削減できる

現代の掲示物はパソコンで作られたものがほとんどですから、元は電子ファイルです。電子ファイルをわざわざプリンターで紙に印刷して、紙を掲示するという作業をしています。紙を消費することはコストの面でも環境の面でも負荷になっています。電子掲示板であれば、電子ファイルをそのまま掲示することができますので、紙の削減になりますし、プリンターで印刷するコストも手間も削減できます。

現場での掲示作業を削減できる

マンションの管理室にプリンターがあるような場合には、管理人が管理室で印刷をし、紙を掲示板の場所までもっていって掲示するような作業をされているでしょう。管理形態が常駐や通勤形態であれば、掲示作業は日常のルーティン業務となっているはずです。マンションの規模や構造によってはこのルーティン業務に時間と労力が費やされています。

また、管理形態が非常駐型で、1週間に1度や2度の通勤型であれば、緊急の掲示は不可能です。掲示物の掲示依頼をしてから掲示までに1週間もかかってしまうようなことが起こったり、緊急の場合にはわざわざ管理会社の支店から管理会社のスタッフが現地マンションまで訪問して掲示物を掲示するという業務が発生していることもあるでしょう。

掲示板が電子化されれば、管理室や管理会社の支店から遠隔で掲示物を迅速に掲載することが可能になります。場合によっては住民理事自ら遠隔で掲示するようなことも可能です。現状の、掲示作業にかかるコストも手間も削減できます。

ポスティングチラシを軽減できる

掲示板を全住民が見てくれない、ということでお悩みのこともあるでしょう。掲示板はエントランスや郵便ポストのあるような住民の生活動線上に置かれていることが多いのですが、ライフスタイルが多様化された現代では、生活動線も多様化しています。駐車場からエントランスを通らずに帰宅したり、ポストを開けずに帰宅したりする方もおられます。終日在宅で暮らされている方もいます。

掲示板に掲示したところで見てくれる人には限りがあるため、仕方なく、全住民のポストにチラシや書類を投函するようになっているマンションもあるでしょう。そうなると一回のポスティングで消費する紙や投函にかかる手間は増大してしまいます。

電子掲示板の中にはインターネット上で閲覧できるものもあります。掲示板の場所に行かない人でもお知らせを見ていただくことができるようになります。

美観が向上する

電子掲示板を使うと、外観は最新のディスプレイを使っていてスマートな印象を与えることができます。掲示物のレイアウトも整然と並べることができ、またスクロールやスライドショーなどの効果により、スマートに美しく表示することができるようになります。

掲示物の掲載期間による管理作業が軽減できる

掲示物を管理するうえで手間がかかることの一つが掲示物の入れ替え作業です。増え続ける掲示物を掲示し続けるためには、掲示物ごとに掲載期間を設け、掲載期間が終了した掲示物を剥がす必要があります。

掲示物を一枚剥がすとしても、剥がしたところに新しい掲示物を入れ替えるだけではすみません。掲示物を見やすく、注目してもらうためには、掲示板の中に分類を作ったり、最新順に並べ替えたり、「重要」などのようにポップをつけたりする必要があります。一枚を入れ替えるだけでは済まないのです。結果的に掲示物の入れ替えという単純作業に見える作業でも工夫をすればするほど複雑で手間のかかる作業が発生してしまいます。

電子掲示板を使うと、この入れ替え作業が自動化されます。掲示物の投稿時に掲載期限や分類を設定することで、電子掲示板システムが自動的にレイアウトを変更してくれます。面倒な作業が減るだけでなく、美観も維持することができます。

過去の掲示物も閲覧できる

掲示板の掲載面積に限りがある以上、掲示物の掲載枚数は制限されます。掲載期間を設けて、古い情報は剥がさざるを得なくなります。

毎日掲示板をチェックして、新しい掲示物に注目しているような住民は稀だと思います。ほとんどの住民は不定期に確認しているので、いつの間にか知らない情報が剥がされて見れなくなっているということが起こります。

電子掲示板を使うと、掲載量が多い場合にはスクロールしたりスライドショーのように切り替えて表示することができます。また、アーカイブ機能があるような掲示板ではオンライン上の掲示板にアクセスすることで過去の掲示物をいつでもどこでも見ることができるようになります。掲示物のチェック漏れを防ぐことができるのです。

マンションの掲示板に特化した電子掲示板「DX Board」

DX Boardの仕組み

インターネットブラウザでクラウド上のCMS(コンテンツ管理システム)にアクセスし、掲示物を投稿します。作られた掲示物は、DXBoardが４G回線を使って自動的に取得し、設定された掲示物と掲載期間に応じて、STB（セットトップボックス）がディスプレイに最新の情報を表示します。

遠隔地からの管理が可能

マンションのWiFi環境を必要としない４G回線でデータを送受信できます。マンションの環境に依存せず、また営業所や本社からでも掲示物の更新が行えます。

従来の掲示板と同じレイアウト

レイアウトは自由に設定可能。掲示物は自動更新されます。

従来の掲示板と同じようなタイル型レイアウトにすることで、デジタル化による効果を感じていただけます。

スマホからも掲示板を見れる

クラウド上に掲示物が管理されるので、居住者はいつでも、どこでも、マンションのお知らせを入手することができます。

４Kディスプレイによる効果

700cdと明るいエントランスでも視認性の高い４Kディスプレイを採用。ディスプレイサイズや横縦の向きも選択可能です。レイアウトも自由なので掲示物の配置を変えることも可能。

55インチディスプレイの場合、横幅は１２１ｃｍ。縦長の掲示物を6枚横並びにすると、1枚あたりの横幅は18㎝と、おおよそA4サイズの8割程度。それでも高解像度のため、チラシと同等の見やすさを得られます。

表示エリア以上に掲示物がある場合には例えば10秒おきなどで自動的に更新されていきますので、掲示板の面積も小さくすることができます。

スマホ掲示板～どこでもいつでも掲示板にアクセス

クラウド上に掲示物データを保管しているため、居住者のスマートフォンやパソコンからインターネットを介してマンションのDX Boardを見ることができるようになります。

「掲示板の前を通らないと、情報に気づけない」、「お知らせを見たが忘れてしまった」、「覚えられないので毎回写真を撮っている」といった手間や不便さを解消でき、マンションのお知らせが皆様に届くようになります。

運用はカンタン、手間いらず

基本レイアウトは最初のみ

タイトルや掲示物の配置レイアウトは初期設定で完了。

通常は、掲示物を投稿して、掲載期間を設定するだけの簡単操作です。

PDF、画像、動画で投稿

PDFファイル、画像ファイルを選択するだけで自動的にコンテンツができます。

「掲示物作成→FAX送信→FAX受信→掲示」という手順が、「掲示物作成→投稿」という手順に省力化されます。

掲載期間に応じて自動化

掲示物ごとに掲載期間を設定すれば、自動的に公開/非公開を管理。

毎日掲載期間を確認して貼ったり剥がしたりする必要が無くなります。

遠隔管理

現地管理員ではできない場合でも営業所や支店で遠隔対応が可能です。

同じDXBoardを採用しているマンションであれば一括管理も可能。

一つの画面で複数のマンションの掲示板を一括管理できます。

初期費用は無料、月額費用も割安

多額の初期費がかかったり、ディスプレイには寿命があるので数年おきに多額の費用がかかると決裁が難しくなります。DXBoardは5年リース型により月額費用を固定化。

5年後には、ディスプレイの更新、サイズの変更、契約内容の変更など見直しが可能です。

ディスプレイ、ディスプレイスタンド、STB、MtoMルーター、通信費、CMS利用費、スマホ掲示板使用料、平日問い合わせ・緊急駆け付け保守費を含みます。

電気代だけは別途かかります。（月間消費電力量20KWh : ５００円程度）

コミコミの月額費

機材のリース費だけでなく、４G回線の通信費、CMSやスマホ掲示板のクラウドサービスの利用費、保守費をすべてコミコミの月額費用としています。「別途費用」が掛からず安心して運用いただけます。

SECならではの保守体制

安心安全パックで、全国のエレベーター保守を行うSECエレベータの保守網を活用し、ディスプレイの故障などが起こったら現地への駆け付け対応を行います。

DX Board仕様

DX Board設置までの手続き

マンション共用部に電子掲示板を導入するとなると、管理組合内での合意や承認が必要になると思います。他製品との比較検討が必要になるでしょう。

DX Boardについては本サイトにて詳細にご説明しておりますが、書類データでもご提供が可能です。以下ボタンから資料請求を行ってください。

ショールーム(東京神田)での実機デモも可能です。

価格はWEBサイトや資料で掲載の通りとなりますが、ディスプレイサイズだけでなく、スタンドの変更などカスタマイズもお伺いできます。管理組合内の予算取りや承認手続きのために、お見積書が必要になると思いますのでお問い合わせください。（販売元であるSECエレベーター名でのお見積書となります）

設置するディスプレイのサイズやカスタマイズが発生する場合には費用の最終確定を行います。またお支払い方法についてもご相談に乗らせていただきます。

担当者により現地マンションを訪問させていただき、設置場所、電源、通信回線等の調査をさせていただきます。通信回線が悪い場所では設置ができない可能性があります。また、ディスプレイ付近に１００Vの電源コンセントが必要になります。屋内専用です。屋外には設置できません。

再生するコンテンツのご希望をお聞かせいただき、運用方法をお伝えいたします。

マンションに機器を納品、設置させていただきます。

いよいよ、お客様による電子掲示板DX Boardの運用を開始いただきます。住民にとっては目新しい機器にどんな情報が配信されるのか注目が集まりますので、コンテンツの配信頻度やコンテンツのレイアウトやデザインに注意して、運用を行ってください。

DX Boardが設置されることにより、貴マンションの価値が上がることを期待しております。

DX Boardに関するよくあるご質問

PDF、JPEG、PNG、GIF、TIFF、BMPに対応しています。

センター管理者とは何ですか？

センター管理者は、運営管理している複数マンション のサイネージに向けて「センター通知」を投稿できます

ループで表示される時間を掲示物ごとに変えることはできますか？

標準機能では、できません。同じ掲示物を複数掲示いただくか、カスタマイズ（有償）対応致しますのでご相談ください。

コンテンツを作ってくれますか？もし作れない場合には作ってくれる業者を紹介いただけますか？

別途費用となりますがコンテンツ制作も可能です。

投稿権は複数人に割り当てられますか？

標準では、センター管理者１、管理人１です。追加オプション（有償）で人数追加も可能です。

ディスプレイはレンタルですか？購入できませんか？

販売も可能でございますが、5年分のレンタル金額を一括でお支払いいただく形になります。

文字の大きさを大きくすることはできますか？

コンテンツの大きさとレイアウトの大きさに依存します。

カタログスタンドがないスタンドはありますか？

ご用意可能ですのでご相談ください。

スマホ掲示板にセキュリティをかけられますか？

QRコードを定期変更する機能と、パスワード認証、ID認証など複数のセキュリティ機能があります。

DX Boardのセキュリティ対策はどうなっていますか？

データ取扱環境は適切に確保しています。システムとやりとりされる通信は暗号化しております。異なる利用者間の情報隔離は適切に行っており、障害等の影響の局所化を図っております。利用者のデータにアクセスできる管理者は権限により  限定されております。セキュリティインシデント発生時に対応できるよう、一定期間ログは各種蓄積しています。ウイルススキャンは、頻繁に、適宜行っております。バックアップ媒体等の廃棄の際にはデータの完全な抹消を実施しています。

以上から安心してご利用いただけます。

スタンドにキャスターをつけられますか？

スタンドにはキャスターが付いております

DXBoardの表示時間帯を絞れますか？

デジタルタイマーを設置することにより曜日毎でも、日付毎でも可能です。設置前にご相談ください。

夜に照度を落とすことはできますか？

リモコンで操作することで輝度を落とすことは可能です。自動ではございません。

住民が誤ってディスプレイを壊した場合、どのような負担が発生しますか？

警察に被害届が必要になる動産保険にて対応致しますが、故意に壊された場合等については修理費が発生致します。

一度マンションに持ってきてもらえませんか？

場所にもよりますが調整させていただきます

電源タップからDXBoardまでの電源ケーブルの安全性のためモール工事はできますか？

無償で対応させていただきます

電波が悪い場合に回線種別を変更できますか？

基本はソフトバンクですが電波状況によりNTTドコモへ変更可能です

一度導入前に管理画面を触ってみたいのだが可能でしょうか？

デモアカウントをご用意させていただきますので、ご相談ください。

保守体制について教えてください

平日10時～17時受付、72時間以内のオンサイト保守、全国に対応しております。

理事会や委員会で説明しやすい資料をご用意しております

理事会やIT委員会などでDX Boardを説明しやすいよう資料をご用意しております。ご希望の方は以下のフォームから必要事項をご記入いただくだけでダウンロードができます。